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2024宗教文化講座

合法

〈コラム〉風鐸2024年1月17日 11時02分

最近、某宗派の布教師会の重役から「法話で最も重要なのは合法だ」と教示され、全くその通りだと思った。仕事柄、法話を聞くことが多いが、「合法がきまらない話」に接することは少なくなく、その度にモヤモヤする感覚を禁じ得ないからだ◆仏教における説教の方法論は古来、讃題・法説・譬喩・因縁・結勧の五段法などの話法が知られるが、合法は法話の結論部分(結勧)の構成要素で、法話のテーマ(讃題)や取り上げた教説の内容解説の妥当性、教説に対する話者の領解等の整合性が問われる◆「合法がきまらない話」とは例えば、笑いや涙を誘うだけ誘って最後に申し訳程度に何らかの教説を紹介してつじつまを合わせるような話である。「私は寺で生まれたが、若い頃は僧侶になどなりたくはなく……」式の身の上話に終始する類型もある◆法話の構成や表現手法は前述の伝統的な話法に限らず多様であってしかるべきだが、いずれにせよ合法が成立していなければ聞いている方はつらい。この点は話術の巧拙とは別問題である◆「法話」という以上は「仏法の話」であるべきだろう。それが単なる人情話や「青年僧の主張」などの域を出ない話になってはいないか。最近開かれた有名な法話の大会の講評で審査委員長が鋭い目つきで出場者に確認していたのも、煎じ詰めればやはり合法であったように思われる。(池田圭)

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