PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
2024宗教文化講座

アジア仏教美術論集 東アジアⅦ アジアの中の日本…宮治昭・肥田路美・板倉聖哲責任編集

2024年2月26日 09時23分
アジア仏教美術論集 東アジアⅦ アジアの中の日本

アジア仏教美術研究の現在地を示した全12巻のシリーズが完結した。

最終巻である本書は「アジアの中の日本」をテーマに彫刻、絵画、工芸など仏教美術の各分野を地域、時代で分けて20人の論考を収録した。仏教が伝来して間もない頃の日韓交流や中世の日中文化交流、近代の仏画復興を取り上げる。仏教美術は教えを視覚的に表し、言語も習俗も異なる各地域の人々の信仰心を高揚させ、アジアに伝播する推進力になっていた。

論考のほか、表紙と裏表紙の見返し部分に地域別の仏教美術関連年表を掲載する。釈迦入滅以降、紀元前500年から現代までの歴史的事象も並置して確認できる。16世紀には、南アジアではポルトガルやオランダの進出で仏教が衰微し、中央アジアではトルファンがイスラム化している。明の第12代皇帝、嘉靖帝が廃仏崇道策を取るなど、他宗教とのせめぎ合いの中で仏教の盛衰があったことが見て取れる。

本書の責任編集は、シリーズ全体の監修を務めた宮治昭・名古屋大名誉教授、肥田路美・早稲田大文学学術院教授、板倉聖哲・東京大東洋文化研究所教授の3氏。本シリーズは2019年に国際的な出版文化賞「パジュ・アジア出版賞」の企画賞を受賞した。

定価6820円、中央公論美術出版(電話03・5577・4797)刊。

歴史と地域のなかの神楽 神楽研究の最前線

歴史と地域のなかの神楽 神楽研究の最前線…八木透・斎藤英喜・星優也編

4月15日

民俗学、芸能史、修験道史、中世文学、人類学など様々な専門家が神楽に関心を寄せている中、本書は研究の「さらなる深化」を目指して編纂された。神楽の論集でありながら吉田神道の神…

仏教学者、キリスト教徒の問いに答える 日本の自然と宗教

仏教学者、キリスト教徒の問いに答える 日本の自然と宗教…立川武蔵著 キャサリン・スパーリング聞き手

4月12日

キリスト教徒のアメリカの友人からの質問に、日本の仏教学者が答える。質問者は日本文化に関して幅広く深い知識を持っている。答える側は、宗教について「聖なるものと俗なるもの」「…

日本中世の地方社会と仏教寺院

日本中世の地方社会と仏教寺院…黄霄龍著

4月11日

著者は本書の課題について「日本中世の地方社会は、どの側面で国家的秩序に規定されるか、あるいは否かを、一つの地域に絞って解明することである。規定される面に関しては、地方側は…

人生の学び 大事なのは体験で得た知恵(4月12日付)

社説4月17日

震災犠牲者名の慰霊碑 一人一人の命見つめる(4月10日付)

社説4月12日

ケア活動の意義 宗教者の貢献を見直す(4月5日付)

社説4月10日
このエントリーをはてなブックマークに追加