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宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
2025宗教文化講座
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2025宗教文化講座 第22回「涙骨賞」を募集

同志社大所蔵「二条家即位灌頂文書」を読む 石野浩司氏7月17日

(一)即位灌頂の創始と摂関家 史実としての即位灌頂は、大嘗会「神膳供進作法」にまつわる五摂家の競合のなかで、弘安11(1288)年、二条師忠と天台座主道玄、文保元(131…

日蓮遺文の真偽論と思想史観 花野充道氏7月4日

1、研究者の思想史観 2023年の12月、山上弘道氏が『日蓮遺文解題集成』を上梓された。山上氏の永年の研究成果に基づいて、日蓮遺文を真撰・真偽未決・偽撰の3種に判別して示…

「寺子屋学習塾」で地域社会の再興を 今西幸蔵氏6月27日

社会に構造的な変化 全国の地域社会に危機的な事態が発生している。既存の組織が崩れ、構造的な変化が起き始めているのである。自治会が、子ども会が、PTAが、未だ一部ではあるが…

増上寺三大蔵のユネスコ「世界の記憶」登録の意義と課題 柴田泰山氏6月18日

はじめに 本年4月17日の午後8時過ぎ、浄土宗と大本山増上寺がパリのユネスコ本部に対して共同申請していた「増上寺が所蔵する三種の仏教聖典叢書」が、ユネスコ「世界の記憶」に…

国際宗教社会学会に参加して 新たな権威主義の台頭の意味 伊達聖伸氏7月16日

6月30日から7月4日まで開かれた第38回国際宗教社会学会に参加してきた。会場となったのはリトアニア第2の都市カウナスにあるヴータウタス・マグヌス大学で、東欧の旧共産圏と…

多様性と寛容の希求 普遍的慈愛を説く宗教の役割 川瀬貴也氏7月2日

先日、話題になっていた映画「教皇選挙」(エドワード・ベルガー監督)を鑑賞した。前評判通り大変面白く、実際のコンクラーベに前後してこのテーマの映画を見るのも、恐らく最初で最…

宗門大学が担う宗教リテラシー 「信教の自由」実質化のために 櫻井義秀氏6月18日

龍谷大学の京都深草学舎で5月21日に創立記念・親鸞聖人降誕会法要が営まれ、私は記念講演の講師として参加した。「信教の自由を守るために今考えるべきこと」と題して、旧統一教会…

子ども食堂が培う社会性 世代超えつながり育む 稲場圭信氏6月4日

子ども食堂に10回以上参加したことのある子どもと保護者は、「悩みを相談できる人がいる」「困った時に助けてくれる人がいる」と回答する割合が高いことが明らかになった。これは、…

信用と信頼への努力 宗教の価値を高める余地(7月11日付)

社説7月16日

宗教と災害支援 地域に根を下ろす活動の中で(7月9日付)

社説7月11日

鎌田東二氏逝去 越境する学者が目指したもの(7月4日付)

社説7月9日