近代仏教儀礼論序説…武井謙悟著
本2025年7月10日 09時40分

近代日本における仏教儀礼とは何かについて検討した論文である。序章に続き1~7章で個別の儀礼を扱い、補論として「近代仏教資料の整備史」、および終章、資料編から成る。各章で葬儀、施餓鬼、開帳、授戒会、坐禅会、遠忌、結婚式の七つの儀礼の実践形態を仏教系の雑誌や新聞を主たる資料として論じ、仏教儀礼の展開と変容をたどっている。(全文は2025年7月4日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価6050円、法藏館(電話075・343・0458)刊。