大雨、寺社に被害 九州中心浸水多数 宗像大社の欄干壊れる
2025年8月22日 14時30分
8月上旬からの記録的な大雨で、九州を中心とした寺社に被害が出ている。福岡県宗像市の宗像大社中津宮の参道が崩れたほか、多数の寺社に浸水被害があった。被害状況は21日現在。
鹿児島県神社庁管内では霧島市・前玉神社の鳥居が倒壊し、姶良市・精矛神社の裏山が崩壊した。
熊本県神社庁管内は天草市、八代市で被害が多数出ているもよう。天草市の本渡諏訪神社は駐車場が浸水し、契約車両約20台が水没した。管理室も床上浸水で設備等に被害が出た。上天草市の登立菅原神社は参道が崩れた。
浄土真宗本願寺派は18日までに熊本教区の27カ寺、鹿児島教区の2カ寺から土砂崩れに伴う本堂・庫裡への土砂流入、地下納骨堂の水没、各建物への床上・床下浸水、周囲の幹線道路崩落による孤立などの被害報告があった。(詳細は2025年8月22日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)