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宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
2025宗教文化講座
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2025宗教文化講座

法華コモンズのめざすもの 西山茂氏5月7日

「法華コモンズ仏教学林」の学是は、日蓮仏教の「再歴史化」(具体的には現代的蘇生)である。当学林は、10年前に、法華宗諸派や日蓮宗諸派・日蓮系新宗教などの宗派横断的な学び舎…

『卯花日記』と安寧天皇陵 外池昇氏4月25日

これから述べようとするのは、第3代安寧天皇の陵のことである。安寧天皇といってもご存じない向きもあるかも知れない。神武天皇の孫に当たる。いわゆる「欠史八代」に含まれるので、…

堕胎と間引き戒めた浄土真宗 石瀬寛和氏3月21日

近世期の浄土真宗は他宗派に比べ堕胎と間引き(嬰児殺)を強く戒めた、と言われてきた。これは浄土真宗本願寺派、真宗大谷派などを問わず浄土真宗一般の傾向と言われ、近代以降の社会…

私たちが直面する世界とその課題 與那覇潤氏2月21日

コロナ禍以降の世界の構図 今日の世界のおかしさを喩えた話として、こんな場面を想像してほしい。私自身が実際に、かつて体験した挿話にも基づいている。 あなたが精神的な不調を抱…

本覚思想と法然および浄土宗教団 安達俊英氏2月17日

一、本覚思想とその評価 本覚思想とは「人は本から覚っている」という思想である。狭義的には「天台本覚法門」のことを指すが、広義にはそれと同様の内容・傾向を有する思想全般も「…

人に寄り添うとはどういうことか 北村敏泰氏2月12日

能登半島地震発生から1年がたった。昨年に現地での炊き出し活動に参加した際、我々の慣れない作業ぶりに、被災して自宅も親族も失った中年女性が助けの手を差し伸べてくれた。苦難の…

空海の曼荼羅思想 竹村牧男氏2月3日

自心の源底について 『大日経』は密教の覚りを「如実知自心」と示している。その究極を、空海は『秘密曼荼羅十住心論』「秘密荘厳住心」の冒頭に、次のように示している。 秘密荘厳…

「近代化」と「自由」―カイロから考える 磯前順一氏1月28日

エジプトの近代化と世俗主義 今日、私たちが問われているのは、「近代という、謎めいた経験」に対する自分なりの意味の咀嚼である。本稿ではその手がかりとして、エジプトをはじめと…

オウム事件から30年 研究者・宗教家に問われるもの(5月2日付)

社説5月9日

巨大開発による福島復興 国の構想に疑問も(4月30日付)

社説5月2日

縮む仏教界 「関係人口」開拓めざせ(4月25日付)

社説4月30日