ニッポン珍供養…鵜飼秀徳著
本2025年7月2日 09時18分

人形、ロボットから動物、魚類、昆虫、天体に至るまで、日本人は古くから供養を続けてきた。これは諸外国と比較しても珍しく、実験動物を扱う研究所に供養塔があり、北海道の開拓民を苦しめた蝗害に対しても供養が行われた。このような感覚は日本に根付くアニミズムからすれば自然なことだった。浄土宗の僧侶である著者が全国各地で見つけた様々な「供養」を紹介する。(全文は2025年6月27日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1012円、集英社インターナショナル(電話03・5211・2630)刊。