教皇訪問向け準備進む ニカイア公会議1700年 エキュメニカルな対話継続
2025年7月2日 14時31分
東方正教会コンスタンチノープル総主教庁(エキュメニカル総主教庁)の代表団が6月28日、バチカンを訪問。教皇レオ14世と会談し、両教会の交わりの強化という目標を互いに確認した。
コンスタンチノープル総主教庁の公式サイトによると、ローマ教会の玉座祭(聖ペテロと聖パウロの祝日)に合わせてバチカンを訪問したのはカルケドンのエマヌエル大主教(バチカンとの関係に関するシノドス委員会委員長)ら大主教3人。
エマヌエル大主教が代読したメッセージの中でバーソロミュー総主教は、今年が第1ニカイア公会議の1700周年であるとともに、「1054年の相互破門を解除」してから60年に当たることを強調。復活祭(イースター)を祝う日付を東西統一するという「決定的で不可逆的な一歩」に期待を伝えた。(詳細は2025年7月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)