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勝ち負け

〈コラム〉風鐸2025年8月6日 13時28分

愚息の通う高校の野球の試合を見に行った。炎天下の球場は耐え難い暑さだったが、試合は互いに点を取り合う好ゲーム。我が校は負けていたが8回裏、連続打に相手のエラーも重なって同点に。ブラスバンドの音が高鳴り、生徒や保護者も声を張り上げた◆応援に応えるように安打が続き、ついに逆転。最終回を無事に抑えて見事勝利を収めた。熱暑の中、戦い抜いた球児たちにスタンドからは盛んな拍手が送られ、両校の応援団は相手の健闘を称えエールを送り合った◆勝っても負けてもすがすがしさの残る勝負だったが、先日行われた参議院議員選挙はどうだろう。負けたとされる与党内では責任論がくすぶっている◆宗門として推薦した候補の当落も気になるところだが、そもそも選挙は勝ち負けを争うものだろうか。有権者は望む政策を掲げた候補者に投票するのであって、アイドルの人気投票とは異なる。国民の投じる一票は、党の勢力争いや政治家の地位保全のためではないはずだ◆議員は民意の代行者であって、議席を得たからといって偉いわけではないし、落選したからといって人間性を否定されたわけでもない。目指す政策が多くの人の要望と一致したかどうかが数字に表れただけのこと。当選した議員諸氏には、選挙という競技で勝ったのではなく、政策実現の役割を託されたという自覚で励んでほしいものだ。(有吉英治)

年始寸感

1月14日

観音様としては珍しく――おそらく唯一――怒っている。その顔は、不動明王か愛染明王と見まがうほど恐ろしい。髪は逆立ち、まさしく「怒髪天を衝く」といった様相を呈している。剣や…

涅槃金

12月24日

僧侶が旅に出る際に、途中で病気や不慮の死に見舞われて他人に迷惑をかけることを予想して、あらかじめ袈裟文庫や頭陀袋の中に入れておく若干の金銭を「涅槃金」と呼ぶ◆修行僧は修行…

大音量のラジオ

12月17日

1年前、山陰の山奥にある実家の母が「ぽっくり往生」したのだが、慌てて駆け付けたその日の夜、父が大音量でラジオをかけたまま寝るという奇妙な振る舞いをした◆父にはラジオを聞く…

災害で問われる この社会の人権感覚(1月9日付)

社説1月14日

平和の理念見失うな 国際法の下での世界秩序(1月7日付)

社説1月9日

道義喪失の人類社会 問われる宗教の役割(1月1日付)

社説1月5日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
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