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第22回「涙骨賞」を募集
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第22回「涙骨賞」を募集

勝ち負け

〈コラム〉風鐸2025年8月6日 13時28分

愚息の通う高校の野球の試合を見に行った。炎天下の球場は耐え難い暑さだったが、試合は互いに点を取り合う好ゲーム。我が校は負けていたが8回裏、連続打に相手のエラーも重なって同点に。ブラスバンドの音が高鳴り、生徒や保護者も声を張り上げた◆応援に応えるように安打が続き、ついに逆転。最終回を無事に抑えて見事勝利を収めた。熱暑の中、戦い抜いた球児たちにスタンドからは盛んな拍手が送られ、両校の応援団は相手の健闘を称えエールを送り合った◆勝っても負けてもすがすがしさの残る勝負だったが、先日行われた参議院議員選挙はどうだろう。負けたとされる与党内では責任論がくすぶっている◆宗門として推薦した候補の当落も気になるところだが、そもそも選挙は勝ち負けを争うものだろうか。有権者は望む政策を掲げた候補者に投票するのであって、アイドルの人気投票とは異なる。国民の投じる一票は、党の勢力争いや政治家の地位保全のためではないはずだ◆議員は民意の代行者であって、議席を得たからといって偉いわけではないし、落選したからといって人間性を否定されたわけでもない。目指す政策が多くの人の要望と一致したかどうかが数字に表れただけのこと。当選した議員諸氏には、選挙という競技で勝ったのではなく、政策実現の役割を託されたという自覚で励んでほしいものだ。(有吉英治)

「暫定協定」

11月5日

カトリックの上海教区で15日、新しい補佐司教の叙階式が行われた。バチカンと中国政府の間では司教任命の「暫定協定」が2018年に締結されており、教皇庁報道室はその枠組みで呉…

老婆の一喝

10月28日

赤穂藩主浅野家の筆頭家老・大石内蔵助は、主君の汚名を晴らすため吉良邸討入の決意を秘めて京都山科へ隠棲した。油断させるため放蕩三昧を演じ、夜な夜な東山を越えて五条坂から祇園…

臆病な布教

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布教伝道に取り組む上で、どのような言葉を発信するのかは永遠の課題であろう。どんな表現が相手に響くのかは予想し難いし、同じ言葉でも発信する人によって説得力は異なる◆そのよう…

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意思決定支援の試み その人らしさの重要性(10月29日付)

社説10月30日

社会的支援と宗教 救われると信じられるか(10月24日付)

社説10月28日
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  • 「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
    長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
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