人間の救済や幸福を追求するはずの宗教が差別や排除を生み出している実態を厳しく告発する。著者は障害児教育を専門とする教師として養護学校などに長年勤め、牧師としても障害や国籍…
本書の論点は「大乗仏教における小乗蔑視の展開を明らかにすること」にある。それによって著者は、インドに存在した声聞蔑視・声聞乗蔑視が、中国に至って偽経中に声聞批判・声聞乗批…
東洋哲学研究所の創立者である池田大作SGI会長が昨年死去した。巻頭に桐ヶ谷章・前所長や、親交の深かった中国、ロシアの識者による追悼文を掲載している。 特集「つながらない時…
明治の文豪、森鷗外(1862~1922)が軍医の後輩、佐藤恒丸(1872~1954)に宛てた29通の書簡を現代語訳と併せて全文掲載した。つづられているのは主に陸軍内での人…
お寺仏像大好き芸人として活躍するみほとけ氏が「推す」48の仏像を紹介する。仏像に込められた信仰、像容や歴史など、その魅力を自ら感じた素直な感想や思い出を交えて「喫茶店で友…
著者は立命館大特命教授で、同大で長年、日本古代史・宗教史を講じてきた。立命館大は関西の私学の雄として知られるが、在学生の半数近くは関西以外の出身者で、学生の父母でつくる父…