明治維新と同時に行われた日本史上の一大宗教改革「神仏分離」とそれに連動した「廃仏毀釈」について、資料写真と共に数々の具体的な事例を引いて「日本宗教史における最大のタブー」…
2010年発行の新書判を文庫化した。現代とも平安京とも異なる戦国時代における京都独自の都市の在り方を織田信長の動向を切り口に読み解く。当時は上京と下京の二つのエリアから成…
本書は、門流や会派を超えて法華仏教を学ぶ法華コモンズ仏教学林主催の2019年度後期特別講座の内容を基にまとめた。6人の研究者がそれぞれの観点から、これまでの幕府と朝廷との…
日本人は弔いの中で死や死者に対してどう向き合ってきたか。著者は1990年代から30年近く、近畿圏を中心に昔の葬式の聞き取り調査を行ってきた。弔いの言葉は隠語が多く難解にも…
法華や仏教思想の開かれた議論の場を提供し、日蓮研究の深化のために発行されている。30号を数え、混迷を深める現代において、ますます需要が高まっている。 平島盛龍氏の「『一代…
日蓮教学研究で知られる花野充道氏が古希を迎え、記念論文集が編まれた。800ページを超す大部の2巻。日蓮教学、宗史、仏教学など国内外の学者による53本の論文が収められ、最先…