2009年の創刊から15年、日蓮聖人門下が宗派を超えて論考を寄せている。今号には村上東俊氏「日蓮聖人の後期花押に関する考察」、川﨑弘志氏「松尾剛次稿『日蓮伝再考』への反論…
江戸期に発刊された「名所図会」を頼りに、現在まで続く神社仏閣と近隣の風景を紹介する。東京と横浜を中心に、京都、奈良、河内、伊勢に注目した。「名所図会」とは現在でいう「観光…
古代から現代までの仏教史料を、各時代の背景と共に解説する。経典に偏らず和歌や漢詩、演劇などの文芸作品を幅広く取り上げ、人々の生活文化に浸透する仏教の歴史をひもとく。全6章…
天照大神を伊勢の地に祀ったとされる倭姫命を祀る倭姫宮が昨年、創建100年を迎え、記念に出版された。2人の著者のやさしい語り口で、倭姫命の旅を2千年の時を超えて再現する。 …
自然信仰や仏教と融合しながら日本人の宗教観、信仰心の土台をなしてきた神道の考え方を、建築や習俗、祭礼など様々な切り口から紹介する一般向け教養書。農耕や酒、菓子などの暮らし…
北政所「ねね」の名前で親しまれる豊臣秀吉の正室・高台院は、テレビドラマで夫を足軽から天下人まで出世させた糟糠の妻として描かれたことで、そのイメージが定着している。著者は学…