体、心、命が一体となった、人間丸ごとを対象とするホリスティック医学の日本における先駆者と、呼吸を整え身体を整えると心も整う、という禅の教えに生きる管長との対談――。といっ…
「『歎異抄』の言葉には「一人ぼっち」から旅立ち、人とのつながりを見出し気持ちを分かち合うための“発想の転換”があります」 親子関係などの相談に40年以上携わる著者は、教育…
人としてどう生きるべきか? 人間とは、宇宙とは何か――。人類は、こうした問いを繰り返しながら生きてきた。苦悩の中から人として生きる道に目覚めた聖賢の英知は、人々の生きる指…
ラフカディオ・ハーンと同郷のアイルランド人作家の手による伝記小説。日本の怪談を再発見し広めたというハーン像を超えて「日本とは何か」「日本人とはいかなる人種か」という問題を…
著者はマンダラという語が、本来の意味から離れ「人間マンダラ」などと使われるほか、仏教書でも「仏の宇宙」や「悟りの境地」といった捉えどころのない言葉で済まされていると指摘す…
明治時代に宗派性を打破し僧俗一体となった大衆運動の試みがあった。それが仏教革新運動だ。浄土真宗本願寺派普通学校と「反省会」に焦点を当て、本書は「明治前期には、こうした仏教…