モスクワ系首座主教 ウクライナ国籍剥奪 ロシア国籍パスポート所持
2025年7月10日 09時21分
ウクライナのゼレンスキー大統領がさきごろ、モスクワ総主教系ウクライナ正教会(UOC―MP)のオヌフリー首座主教のウクライナ国籍を剥奪したと伝えられている。
オンライン新聞ウクラインスカ・プラウダなど各メディアがウクライナ保安庁(SBU)の2日の発表に基づいて報じた。
それによれば、オヌフリー(オレスト・ベレゾフスキー)氏は2002年に自発的にロシア国籍を取得し、それをウクライナ当局に報告しなかった。その後も同氏はロシア国籍を行使し続けたという。
UOC―MPの公式サイトは2日、「ウクライナ国籍以外に、ロシア連邦国籍を含む他の国籍のパスポートは所持していない」というオヌフリー首座主教の説明を広報担当者のコメントとして公表している。(詳細は2025年7月9日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)