能に憑かれた権力者 秀吉能楽愛好記…天野文雄著
本2025年8月1日 09時02分
	 
幸若舞を好んだ織田信長、世阿弥を後援した足利義満、幼い頃から謡を嗜んだ徳川家康など、権力者が能を愛好するのは珍しくはなかった。本書は能に傾倒した豊臣秀吉の晩年と関係する能楽史をまとめた一冊だ。(全文は2025年7月25日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1650円、法藏館(電話075・343・0458)刊。
 
幸若舞を好んだ織田信長、世阿弥を後援した足利義満、幼い頃から謡を嗜んだ徳川家康など、権力者が能を愛好するのは珍しくはなかった。本書は能に傾倒した豊臣秀吉の晩年と関係する能楽史をまとめた一冊だ。(全文は2025年7月25日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1650円、法藏館(電話075・343・0458)刊。
 
芥川賞作家として知られる僧侶と、冠婚葬祭互助会の経営者との異色の対談である。「僧侶と作家は二足の草鞋ではなく一足の重い草鞋」であり「両足」だと自任する僧と「佐久間庸和」の…
 
浄土真宗本願寺派第22代宗主の大谷光瑞(鏡如、1876~1948)とその妻・籌子(1882~1911)の事績を同時代の政治・社会の動きと対照しながら年譜の形で集成した。両…
 
著者は「教会に生まれ育ったとか、代々の信仰で親から教えを伝えられてきたとか、そうした人でなければ日常生活ではなじみの薄いお道の言葉を理解するのは、なかなか容易でないとも感…