本願寺と大坂支えた豪商の関わり紹介 広岡家伝来の2仏像公開 大同生命と共催 津村別院で
2025年10月6日 09時17分

浄土真宗本願寺派津村別院の北御堂ミュージアム(大阪市中央区)で2日、同別院と大同生命との共催による「商都大坂を支えた豪商の信仰」展が開幕した。
大同生命は1902年の創業。真宗門徒を対象にした生命保険会社「真宗生命」の経営難を、西本願寺の総代格にあった大坂の豪商・加島屋が支援したことに始まる。
今年が加島屋創業400年の節目の年に当たるのを記念し、創業ゆかりの地で当主・広岡久右衛門家の「阿弥陀如来立像」(平安時代末期)と、分家・広岡五兵衛家の「阿弥陀如来立像」(江戸時代中後期)をそろって公開、加島屋広岡家と本願寺との関わりを紹介する。両像は7月に大阪市の文化財に指定された。(詳細は2025年10月3日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)