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生命とAI

〈コラム〉風鐸2025年9月24日 09時25分

膨大なデータを基に「人間よりも文章などをうまく書ける」といわれる生成AI。文学界ではAIの使用は既に当たり前で、AIで作った小説も出版されている◆全日本仏教徒会議大阪大会のシンポジウム(6日)で、識者がAIと生命について議論する一幕があった。人間の脳には神経細胞をつなぐ何兆個ものシナプスがあり、その結合と消滅によって省エネでの創造が可能となる。だがAIが同様の働きを模倣するには莫大なエネルギーを要する◆生物学者の福岡伸一氏は、AIはエントロピー増大の法則に反すると指摘した。生物は体内のエントロピーを捨てるために自ら壊して作り直す「動的平衡」で生きているという。AIは蓄積する一方であり、死ぬこともない◆社会の効率化や豊かさを目指して開発されたAIは医療や金融、教育など様々な分野で不可欠になった。その進展の裏側では膨大な電力消費が伴う。データを保存する巨大施設の維持にも多大なコストがかかり、2030年には世界の電力消費量が倍増し、その半分をデータセンターが占めるとの試算もある◆AIに「世界の消費電力が増えたら」と問うと「気候変動リスク、経済格差、インフラ負荷が悪化する」とその危うさを回答した。利便性や効率性の追求に偏るのではなく、持続可能性や倫理的な視点をもってAIと向き合うことが大切ではないか。(赤坂史人)

ファンダム経済

2月4日

「ファンダム経済」という言葉をよく見聞きするようになった。商品やサービスを購入する受け身の消費にとどまらず、ファンが能動的に企画や拡散に関わり、共感やストーリー、体験を重…

人から人へ

1月28日

新型コロナウイルスの感染者が国内で初めて確認されてから、15日で6年になった。当時は行事、各種イベントが次々と中止され、人の動きは大きく制限された。今ではコロナ禍前に近い…

成人の日

1月21日

国民の祝日に関する法律は、1月第2月曜日の「成人の日」を「おとなになつたことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝いはげます」日と定義する。この日の新聞は、社説で新成…

意思疎通で重要なこと 言葉の奥の意味(2月4日付)

社説2月6日

トランプ氏の「平和」 狭量な国家利益追求に危惧(1月30日付)

社説2月4日

分岐点の非核平和主義 共存の理念を忘れるな(1月28日付)

社説1月30日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
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