ふすま下張り資料2、3千点を整理・解読 郷土史解明への一助に 米子・総泉寺で発見 曹洞宗文化財調査委に依頼 徳川幕府の宗教政策記す古文書
2025年11月4日 10時59分
	
曹洞宗文化財調査委員会(東京都世田谷区)は、鳥取県米子市の曹洞宗総泉寺で、ふすまの張り替え作業の際に見つかった古文書約2千~3千点の調査を進めている。これらの古文書は、同寺が伯耆国の宗門寺院を統括する僧録所だった時代の貴重な資料群で、郷土史を解き明かす一助になることが期待される。
総泉寺は2001年、傷んだふすまの張り替え作業を行った。その際、ふすまの下張りが、同寺が僧録所だった時代の資料であることが分かった。仲倉正憲住職(当時)は、親戚で地元の中学の教員を長く務めた樋口直樹氏(86)に整理を依頼した。(詳細は2025年10月31日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)







