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【戦後80年】原爆殉難者悼む 長崎で宗派超えて慰霊 エッチェン米大司教「一人一人に回心を」

2025年8月21日 09時35分
鎮西大社諏訪神社の巫女による浦安の舞など、各宗教により慰霊の祭儀が営まれた 鎮西大社諏訪神社の巫女による浦安の舞など、各宗教により慰霊の祭儀が営まれた

長崎県宗教者懇話会(会長=髙見三明・カトリック長崎大司教区名誉大司教)は8日夜、長崎市の爆心地公園で第53回原爆殉難者慰霊祭を営んだ。海外特別参列団体として米国カトリック代表団が出席し、シアトル大司教区のポール・D・エッチェン大司教が「核兵器の脅威の下で生きる世界ではなく、新しい世界をつくりましょう」と呼び掛けた。

代表団は浦上天主堂の平和祈願ミサに出席するため来日。エッチェン大司教は2019年に前教皇フランシスコが長崎を訪問した時に「核兵器から解放された平和な世界」を願ったことに触れた上で「平和は受動的なものではない」と指摘。「それは私たち一人一人に回心を求め、武器だけでなく心の中の憎しみ、疑い、無関心、恐怖を解体することを求める」ものであり、人間が「平和の道具」となるよう呼び掛けた。(詳細は2025年8月20日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

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