【戦後80年】戦没者追悼式 不戦の誓い新たに 首相式辞、「反省」言及
2025年8月20日 11時39分
終戦から80年を迎えた15日、政府主催の全国戦没者追悼式が東京都千代田区の日本武道館で行われた。各都道府県の遺族や各界の代表者ら約4500人が参列。先の大戦で犠牲となった約310万人に哀悼の意を捧げ、不戦の誓いを新たにした。
就任後初の出席となった石破茂首相は「戦争の惨禍を決して繰り返さない。進む道を二度と間違えない。あの戦争の反省と教訓を、今改めて深く胸に刻まねばならない。歳月がいかに流れても、悲痛な戦争の記憶と不戦に対する決然たる誓いを世代を超えて継承し、恒久平和への行動を貫いてまいる」と式辞を述べた。首相の式辞で「反省」の言葉が用いられるのは13年ぶり。一方、アジア諸国への加害責任については今年も言及しなかった。(詳細は2025年8月20日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)