PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
第21回涙骨賞募集 2024宗教文化講座

そのとき門はひらかれた 法然上人ものがたり…中川学絵

2024年3月28日 09時47分
そのとき門はひらかれた 法然上人ものがたり

浄土宗西山禅林寺派が立教開宗850年の記念事業の一環として発刊した絵本で、宗祖法然上人が開顕した専修念仏の法門の要諦と上人の生涯を一般にも分かりやすく伝える。

作画は近年伝統仏教界でも人気が高まっているイラストレーターの中川学氏(京都市中京区・禅林寺派瑞泉寺住職)が担当。豊かな色彩や登場人物などの躍動感の緩急・動静の妙が抜群で、そこに通底する穏やかな画風が読者の心に安らぎをもたらす。従来の伝記・教化書籍にはないインパクト十分の仕上がりになっており、他宗派でも話題にする僧侶が見られる。

他方、法然上人の出家の因縁や上人が『観経疏』から見いだした「開宗の文」について、通説とは異なる説を採用している点にも画期がある。これは立教開宗850年を機とした禅林寺派内の研究に基づく知見で、最古期の法然伝である『法然上人伝記』(醍醐本)の説に基づく。

通説の「開宗の文」は「一心専念の文」だが、本書では「上来雖説定散両門之益望仏本願意在衆生一向専称弥陀仏名」の一文を取り上げている=写真。個性的な作画の妙に加えて、ある種の問題提起も含んだ一冊。浄土門各派に反響が広がりそうだ。

定価2200円、アリス館(電話03・5976・7011)刊。

差別する宗教 インクルージョンの視座からの告発 鈴木文治著

差別する宗教 インクルージョンの視座からの告発 鈴木文治著

7月16日

人間の救済や幸福を追求するはずの宗教が差別や排除を生み出している実態を厳しく告発する。著者は障害児教育を専門とする教師として養護学校などに長年勤め、牧師としても障害や国籍…

大乗仏教と小乗蔑視 声聞と声聞乗とはどう見られてきたか 大竹晋著

大乗仏教と小乗蔑視 声聞と声聞乗とはどう見られてきたか 大竹晋著

7月12日

本書の論点は「大乗仏教における小乗蔑視の展開を明らかにすること」にある。それによって著者は、インドに存在した声聞蔑視・声聞乗蔑視が、中国に至って偽経中に声聞批判・声聞乗批…

東洋学術研究 第63巻第1号 東洋哲学研究所編

東洋学術研究 第63巻第1号 東洋哲学研究所編

7月12日

東洋哲学研究所の創立者である池田大作SGI会長が昨年死去した。巻頭に桐ヶ谷章・前所長や、親交の深かった中国、ロシアの識者による追悼文を掲載している。 特集「つながらない時…

震災の記憶伝承 期待される若い語り部(7月12日付)

社説7月17日

問題意識共有を 医療従事者らの宗教的関心(7月10日付)

社説7月12日

平和への課題 政治に無関心ではいけない(7月5日付)

社説7月10日
このエントリーをはてなブックマークに追加