PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
2024宗教文化講座

日本仏教再入門…末木文美士編著

2024年5月23日 11時58分
日本仏教再入門

仏教についての概説書、入門書、思想書や歴史書、物知り事典などは数限りないほど多い。その理由は釈尊以来の歴史の長さ、流布した地域の広範さ、受容と変遷の多様さによる。仏教の本筋に根本的な違いはなくても、視点を変えることで、仏教は様々な相貌を見せる。だから、仏教・仏教思想はいつの時代も人間の生と死に新しい意味を投げ掛け、生きるための指針となる。

本書は仏教研究の進展を踏まえ、異なる観点から日本仏教の重層的な性格を明らかにしようとした新しい試みの入門書である。そのため倫理学を専門とする学者、社会学からの視点で仏教を探究してきた学者、仏教思想史的な研究を深めてきた学者の3人による共同執筆の形を取っており、仏教についての固定化された概念から解放された形で、より根源的なテーマとして、また現代的な思考対象として仏教を考えることができる。

従来の仏教入門書と異なるのは、例えば「仏教伝来と聖徳太子」の章では、頼住光子氏が「超越的なるもの」との関係という視点から仏教受容を考察している。また大谷栄一氏は、現代の仏教の在り方を直接的に規定している「近代仏教」を「廃仏毀釈からの出発」と位置付けるなど、現在地から日本仏教の地層を照射し、新鮮な感興を呼び起こす。

定価1496円、講談社(電話03・5395・5817)刊。

『大無量寿経』読本1

『大無量寿経』読本1…北塔光昇著

6月13日

浄土真宗の根本所依の経典である『仏説無量寿経』を一般の人が分かるように解説した。ただ、この経典は内容が深く分量も多いことからこの後、数回の出版を予定する。 読本1は『大無…

神武天皇の歴史学

神武天皇の歴史学…外池昇著

6月12日

挑戦的な本書の書名にはある種の皮肉が込められている。戦後の歴史学が、神武天皇の研究を怠ってきたという問題提起だ。実在か否か、紀元節復活への賛否を問わず、神武天皇の物語と古…

馬をたすけ 人をたすけ 名伯楽・角居勝彦がめざす「陽気ぐらし」

馬をたすけ 人をたすけ 名伯楽・角居勝彦がめざす「陽気ぐらし」…片山恭一著

6月3日

「競馬の祭典」と称され全てのホースマンにとっての憧れの日本ダービーを牝馬ウオッカで、世界最高峰レースの一つドバイワールドカップをヴィクトワールピサで、国内外の数々の大レー…

同性カップル「祝福」 宗教的対立はらむ生命倫理(6月7日付)

社説6月12日

故郷への思いが力に 被災地に寄り添う支え(6月5日付)

社説6月7日

性差への認識 曹洞宗の意識調査が示す現実(5月31日付)

社説6月5日
このエントリーをはてなブックマークに追加