中世の臨済禅 円爾・無住・虎関師錬…市川浩史著
本2026年10月8日 09時07分
鎌倉時代の臨済宗の僧で、東福寺を開いた円爾(1202~80)を派祖とする聖一派の思想を体系的に論じる一冊。従来の禅宗史では、蘭渓道隆や道元の「純粋禅」に対して円爾の禅は、密教や法華などの教宗と兼修する「兼修禅」と理解されてきたが、著者はこのような評価を批判的に再検討する。円爾が禅を仏教全体に通底する「大解脱」の道として捉える思想を構築していたことを明らかにし、新たな円爾像を示す。(全文は2026年10月2日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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