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学院を内側からも開く

真宗大谷派大谷専修学院 佐野明弘院長(65)

ひと2023年5月12日 12時14分
学院を内側からも開く

4月1日付で就任した。14日に京都市山科区の学院で開かれた入学式で真宗の教えを通して自らの「根底」を揺さぶるような学びの場を共に創造したいと呼び掛けた。

臨済宗の僧堂で雲水をしていたという異色の経歴を持つ。静岡県の一般家庭出身。人生に悩んだ20代の頃、京都の各派僧堂で修行に励んだ。

「しかし、悟れない。このまま続けても駄目だ」と29歳で還俗。同時期に大谷大に留学経験のある米国人雲水から『真宗聖典』を譲られたのがきっかけで真宗寺院で聞法するようになり、ある時、和田稠氏の法話録を読んで驚愕した。

和田氏は靖国問題を真宗者の信仰課題として深く掘り下げたことなどで知られる。その法話録には「仏法を学ぶのは自分を知らされること」と説かれていた。

「それまでは仏法を向こう側に置いて学ぶことで自分を支えるものだと思っていた。しかし、それは仏法で楽になろうとしていただけだった」と気付いた。

それからは石川県加賀市に自坊がある和田氏の元に通いつめ、大谷派で得度し、1994年に大谷専修学院を卒業。同市の光闡坊を拠点に「在野の教学者」として伝道活動に取り組んできた。

宗派からの院長就任の打診に数カ月悩んだが、「学院から外に発信するだけでなく、学院を内側から開きたい」と伝えて受諾した。具体的には仏法を学びたい人と、教職員・学生で共に聞法する場を学院内に設ける考えで、「一人でも二人でもいい。教えを聞く場を開いていきたい。それが同朋会運動になるのではないか」と話した。

(池田圭)

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