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日米の遺骨収集

〈コラム〉風鐸2024年6月19日 14時22分

フィリピンは36・9万、中国東北地方は20・6万、中部太平洋は17・3万、ミャンマーは4・6万、ビスマーク・ソロモン諸島は5・8万……とくれば、気付く人もいるだろう。そう、先の大戦で亡くなった戦没者の未収容遺骨の概数だ◆今年は終戦から79年目を迎える。6月25日にはソロモン諸島へ今年度第1次派遣団が遺骨収集に送られる。ガダルカナル島(ガ島)などで10年以上遺骨を収集する﨑津宥光・日蓮宗壽仙院住職(51)は、政府が派遣する団員の教育や研修を自主的に行っている。現地の政治や経済、文化を教えるとともに、野外訓練ではジャングルでの遺骨捜索の手順などを指導する◆ガ島では米国も活動するがその規模は比べ物にならないという。国防総省・専門機関の専属スタッフが物資を運び込み、野営地を設営して捜索。世界各地で徹底して遺骨を集める。日本はというと2016年施行の法律で収集を強化したとはいえ、ボランティアを募っての活動だ◆今も海外に未収容の遺骨が112万柱もある。﨑津住職は「79年間もいまだに忘れ去られている遺骨がある。単なる数字ではない。それぞれ112万通りの人生があった」と語る◆親族が戦地に行かなかった国民はいなかったことを考えれば、遺骨の収集は全国民の問題だ。ましてやいまだ多くの遺骨が残されているのであれば、なおさらではないか。(赤坂史人)

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