PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
2024宗教文化講座

芸術院会員の書家として知られる

日蓮宗大僧正 星弘道さん(78)

ひと2023年2月10日 10時03分
芸術院会員の書家として知られる

日蓮宗現任6人目の大僧正に叙任された。宗外では日本芸術院会員の書家として知られる。日本を代表するまでに書の研鑽を積めたのは、仏祖給仕の一途な思いがあったからだ。

昨年3月、文部科学大臣から芸術院新会員の発令があり、指揮者の小澤征爾氏らと共に選ばれた。120人以内と定められる会員のうち、書の分野は5人。僧侶の就任は天台宗の豊道春海氏以来2人目だ。

書を始めたのは僧侶になってから。在家の生まれで、縁戚の住職が亡くなり、寺に入ることになった。高校の時の唯一の赤点が書道だったが「仏様、お祖師様に差し上げる書がお粗末では」との思いで習い始めた。ひたすら王羲之などの臨書に努め、1975年の日展初入選以降多くの受賞を重ねた。

上達の秘訣を聞かれると、必ず継続と答える。「いいものを見てまねること。学ぶはまねる。一所懸命まねていると自分の字が生まれてくる」という。特にこだわるのは線の力だ。「心と技は一体で、どのくらい自分を磨いてきたかが全て線に出てくる。書には人となり、生きざまが現れる」

「随処に主なれば立つ処皆真なり」を座右の銘とする。「先生方に導かれ、与えられた場で自分を生かせるようにしてきただけ。僧侶になってなければ、書家にもなっていない」と振り返る。

昨年11月の大僧正叙任式では「ただただ恐れ多い」と恐縮した。「日蓮聖人の書には法華経を伝えようとする思いがほとばしっている。足元にも及ばないが、門下として少しでもご恩返しできるように」とさらなる精進を誓う。

(有吉英治)

法流守るために革新を

真言宗醍醐派総本山醍醐寺 壁瀬宥雅座主

2月16日

昨年12月8日に醍醐寺(京都市伏見区)の座主に就任した。今年11月の開創1150年慶讃法要に向けて「派手な記念事業があるわけではないが、法要の中身にはこだわりたい」と意気…

伝統継承、覚悟決め

天王寺楽所雅亮会 小野真龍理事長

1月24日

天王寺楽所雅亮会は和宗総本山四天王寺の「聖霊会」における奏楽・奉舞を担ってきた。1月からは新たに一般社団法人雅亮会となり、その理事長として雅楽の伝統を守り継ぐ。 小野妹子…

次の50年へ平和を願う

天台宗ハワイ別院 田中祥順住職

12月8日

開創50周年を迎えた天台宗ハワイ別院の第3代住職として11月に晋山した。2019年に荒了寛・初代住職と了周・第2代住職が死去するまで同別院は、日米文化交流などに取り組んで…

過疎地置き去りの悲劇 東京一極集中の裏返しだ(2月21日付)

社説2月22日

災害時に即応する体制 教団のネットワークを活用(2月16日付)

社説2月20日

データ保存の問題 消されたオウム関連資料(2月9日付)

社説2月16日
このエントリーをはてなブックマークに追加