PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
中外日報社「宗教文化講座」

法流守るために革新を

真言宗醍醐派総本山醍醐寺 壁瀬宥雅座主(75)

ひと2024年2月16日 09時10分
法流守るために革新を

昨年12月8日に醍醐寺(京都市伏見区)の座主に就任した。今年11月の開創1150年慶讃法要に向けて「派手な記念事業があるわけではないが、法要の中身にはこだわりたい」と意気込む。

醍醐寺塔頭の理性院で生まれ育った。母の勧めで4歳からバイオリンを習い、中学からチェロ演奏にのめり込んだ。同志社大の学生時代にはアルバイトの演奏依頼がひっきりなしに舞い込むほど上達。「あの頃は一生チェロを弾いてやろうと思っていた」と笑う。

だが、寺の一人息子ということもあり、同志社大卒業後に種智院大に編入。祖父との縁で後の座主・岡田宥秀氏が師僧となった。「そらぁ怖い方でした。ただ師僧をお願いした時だけは優しかった。それまで音楽ばかりやってたんが気に入らんかったんでしょうな」

1982年から醍醐寺寺務所に奉職。仲田順和執行長時代に財務部長を務め、同氏の座主就任に伴い2010年から執行長に。竪義会や太元帥大法を再興させるなど古儀復興に尽力した。

復興に携わり、寺に残された膨大な古文書の重要性を再認識した。「革新的な試みを絶えず続けてきたからこそ千年以上も寺が持ちこたえてきた。法流は曲げることなく守り伝えなければならないが、そのためには様々な面で新たなことを導入する必要もある」

仲間と結成した合奏団が1997年から毎年続ける演奏会には今もチェロ奏者として出演。「楽器演奏は毎日練習を重ねることで本物になる。同じ真言を何千遍唱えるといった行を続けることで真理が芽生える密教の修行と何か共通するものがある」

(岩本浩太郎)

教義の明確化を所信に

真宗高田派 栗原廣海宗務総長

6月12日

宗門校の高田短期大で教授や学長を歴任し、宗門では住職補任研修や教師検定講習の講師を務めるなど主に教師養成や教学研鑽に尽力してきた。変化が激しい社会の中、特に教団や僧侶の根…

青少年育成に50年 「しょうゆ樽」原点

元喝破道場長 野田大燈氏

4月17日

50年にわたり青少年の育成に尽力してきた。定時制高校を卒業後、鍼灸師を目指しながら医療器具の販売に従事。勤務先の社長が薫陶を受けていた僧侶を駅まで送った際、一緒に酒を飲み…

魅力ある宗派と本山に

浄土宗西山深草派 畔柳正倫宗務総長

9月5日

7月に浄土宗西山深草派の宗務総長に就任した。自坊は愛知県西尾市の桂岩寺で、先代住職の正顕氏も宗務総長を務めた。気さくな人柄で、宗派や総本山誓願寺(京都市中京区)をより魅力…

国旗冒涜の罪 何のために、いま必要か(6月17日付)

社説6月19日

AIと人間 問われる「いのちの尊厳」(6月12日付)

社説6月17日

対話の重要性 必要なのは同意でなく承認(6月10日付)

社説6月12日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
中外日報社Twitter 中外日報社Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加