PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
中外日報社「宗教文化講座」

大学の持続可能性探る

龍谷大 安藤徹学長(57)

ひと2025年5月21日 09時21分
大学の持続可能性探る

4月に第20代学長に就任。大学史上初の僧籍を持たない学長となる。

生家は岐阜県大垣市の真宗大谷派の門徒で、篤信の祖父が毎朝、正信偈で勤行し、朝に供えた仏飯を夕食に食す姿を見て育った。「それが今につながっていると思う。仏教や真宗に変に身構えることはこれまでなかった」と振り返る。

「『僧籍を持たない学長』として不安もあるが、私一人で全てをやるわけではない。私なりの仏教の受け止め方はいかに自己中心性から解き放たれるか。それが本学の提唱する『自省利他』や『仏教SDGs』の基盤にもなると思う」

大学創立400周年の2039年度に向けて取り組む長期計画「龍谷大学基本構想400」では「『まごころ~Magokoro~』ある市民を育む」を掲げるが、専門の平安朝文学の見地から「『まごころ』は相手がいて発動するという意味では『真』ではなく『間』をあてるとしっくりくる。そうした心のありようについて自省利他を和語に表したといえるかもしれない」と読み解く。

27年度の新学部設置と28年度にJR京都駅東側の敷地に産学の交流拠点「共創HUB京都」(仮称)を開設することが直近の課題。いずれも異分野や地域などとの連携強化を通した創造性がポイントで、そこに大学の持続可能性を見いだす。

座右の言葉はフランスの詩人、マチュラン・レニエの「思い切ってやれば、めったに不運に出会わない」。困った時やためらった時などに心の中でつぶやき、自らを鼓舞してきた。「なるとは思っていなかった学長をやっているのもチャレンジ」と味わっている。

(池田圭)

青少年育成に50年 「しょうゆ樽」原点

元喝破道場長 野田大燈氏

4月17日

50年にわたり青少年の育成に尽力してきた。定時制高校を卒業後、鍼灸師を目指しながら医療器具の販売に従事。勤務先の社長が薫陶を受けていた僧侶を駅まで送った際、一緒に酒を飲む…

魅力ある宗派と本山に

浄土宗西山深草派 畔柳正倫宗務総長

9月5日

7月に浄土宗西山深草派の宗務総長に就任した。自坊は愛知県西尾市の桂岩寺で、先代住職の正顕氏も宗務総長を務めた。気さくな人柄で、宗派や総本山誓願寺(京都市中京区)をより魅力…

播州の名に恥じぬように

浄土宗西山禅林寺派 富永真光宗務総長

9月3日

相手の目をしっかりと見つめて話し、笑う時は屈託のない笑顔を見せる。兵庫県姫路市の寺に生まれた生粋の「播州人」で、播州弁が出ないように意識していると笑う。 浄土宗西山禅林寺…

思い受け止め伴走する 真に「身になる」とは(5月20日付)

社説5月22日

宗教の政治関与 共通善目指し政教分離枠内で(5月15日付)

社説5月20日

宗教的戒律と医療 国際的視野からの考慮(5月13日付)

社説5月15日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
中外日報社Twitter 中外日報社Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加