ダライ・ラマ転生 中央政府が決定 中国国務院会見
2025年8月19日 18時02分
中国国務院新聞弁公室は5日、北京でチベット自治区成立60周年に当たって記者会見を開き、ダライ・ラマ14世の輪廻転生について中央政府による承認が必要というこれまでの立場を再確認した。
ダライ・ラマ14世が自身の転生について中国政府の権限を否定する声明を発表したことに関して、新聞弁公室が公表した質疑応答の記録によれば、「ダライ・ラマの称号の歴史的正統性は中央政府に帰属する。ダライ・ラマの転生に関する最終決定権は中央政府にある」と論じ「これは大多数の宗教信者が固く信じている確固たる信念だ」としている。(詳細は2025年8月8日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)