PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
2024宗教文化講座

岩波 仏教辞典 第三版…中村元・福永光司・田村芳朗・今野達・末木文美士編

2023年12月21日 14時12分
岩波 仏教辞典 第三版

『岩波仏教辞典』が20年ぶりに全面改訂された。新たに200以上の項目を加え、総項目数は5千に上る。最新の研究、特に近代仏教の近年の研究成果が反映され、従来にも増して仏教の理解を深めることのできる辞典になっている。

初版は1989年、仏教研究の第一人者である中村元氏、田村芳朗氏、中国哲学の福永光司氏、国文学の今野達氏を編者に刊行された。2002年に末木文美士氏が加わって600の新項目に既存項目の見直しなどを行った第2版から20年ぶりの第3版。特殊な分野の辞典としては比較的短期間での増補改訂だ。

第3版の編集協力者に大谷栄一氏、菊地大樹氏、髙橋晃一氏、菅野博史氏、小峯和明氏、山本勉氏らが名前を連ね、55人の様々な分野の研究者が執筆に参加した。特に大谷氏をはじめ、近代仏教の研究者が多数参加しているのが今回の改訂の特徴だ。

末木氏は「従来の仏教学は専ら古典文献の解読に力を注ぎ、近代の仏教にはほとんど関心を示さなかった」と指摘した上で「近代社会の中で仏教がどのような活動をし、どのような役割を果たしてきたかは、今後の仏教のあり方を考える上にも不可欠の資料を提供してくれる」と強調する。

定価9900円、岩波書店(電話03・5210・4000)刊。

人物叢書新装版 高台院

人物叢書新装版 高台院…福田千鶴著

3月1日

北政所「ねね」の名前で親しまれる豊臣秀吉の正室・高台院は、テレビドラマで夫を足軽から天下人まで出世させた糟糠の妻として描かれたことで、そのイメージが定着している。著者は学…

次世代創造に挑む宗教青年 地域振興と信仰継承をめぐって

次世代創造に挑む宗教青年 地域振興と信仰継承をめぐって…川又俊則・郭育仁編

2月29日

地方の衰退が叫ばれるようになって久しい。国や自治体も企業誘致や子育て支援による移住促進など数々の地方創生策を打ち出すが、地方の人口減少は一向に歯止めがかからない。同書はこ…

ブッダと如来 釈尊のなかの人間性と永遠性

ブッダと如来 釈尊のなかの人間性と永遠性…森章司著

2月28日

ブッダ(buddha)と如来(tathāgata)には違いがある――。生涯をかけて原始仏教聖典を研究する著者は近頃、原始経典中に、釈尊が自らのことを「ブッダ」とは言わず「…

AI技術暴走の危惧 宗教界からの倫理提唱(2月28日付)

社説3月1日

瞬発力ある災害支援 日常からの行いが奏効(2月23日付)

社説2月28日

過疎地置き去りの悲劇 東京一極集中の裏返しだ(2月21日付)

社説2月22日
このエントリーをはてなブックマークに追加