PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
2024宗教文化講座

苦を見つめて泥に生きる…山田忍良著

2024年2月9日 10時25分
苦を見つめて泥に生きる

教王護国寺(東寺、京都市南区)の法務部長を務める著者による法話集の第2巻。第1巻『人間は何度でも立ち上がる』の英訳『LIFTING OURSELVES UP』の出版を挟んで、4年ぶりの刊行となった。

東寺の大日堂で毎週日曜に開く「法話会」の内容を編集して42話を掲載した。一つの法話は3~4ページで完結する短いもので、短い時間でも手に取って読んでもらえる工夫が凝らされている。故三浦俊良氏に教わったという「やさしい」言葉で伝え、全編を通じて筆者が見聞きした身近な話や、世間の出来事にも気を配る。第1章「利他の心で生きる」、第2章「人生は苦なり」など4章で構成する。

第3章に収録された「地獄に落ちても悔いなし」では「聞法」は新たに知識を入れることではなく「忘れているものを思い起こさせる」という点が重要だとする。仏教の実践は問題を機縁として自己を深め、問題を解決していくことの繰り返しであり、私たちは毎日、四六時中続く「行」で「徳」を身に付けていく「生活行者」だという。どこかに浄土が存在するのではなく、日々の精神生活そのものが浄土。求道心を持った生活者になることで私心を捨て、信仰的勇気が与えられると呼び掛ける。

定価1650円、スローウォーター(メール)刊。

『大無量寿経』読本1

『大無量寿経』読本1…北塔光昇著

6月13日

浄土真宗の根本所依の経典である『仏説無量寿経』を一般の人が分かるように解説した。ただ、この経典は内容が深く分量も多いことからこの後、数回の出版を予定する。 読本1は『大無…

神武天皇の歴史学

神武天皇の歴史学…外池昇著

6月12日

挑戦的な本書の書名にはある種の皮肉が込められている。戦後の歴史学が、神武天皇の研究を怠ってきたという問題提起だ。実在か否か、紀元節復活への賛否を問わず、神武天皇の物語と古…

馬をたすけ 人をたすけ 名伯楽・角居勝彦がめざす「陽気ぐらし」

馬をたすけ 人をたすけ 名伯楽・角居勝彦がめざす「陽気ぐらし」…片山恭一著

6月3日

「競馬の祭典」と称され全てのホースマンにとっての憧れの日本ダービーを牝馬ウオッカで、世界最高峰レースの一つドバイワールドカップをヴィクトワールピサで、国内外の数々の大レー…

同性カップル「祝福」 宗教的対立はらむ生命倫理(6月7日付)

社説6月12日

故郷への思いが力に 被災地に寄り添う支え(6月5日付)

社説6月7日

性差への認識 曹洞宗の意識調査が示す現実(5月31日付)

社説6月5日
このエントリーをはてなブックマークに追加