華厳教学の形成と展開…櫻井唯著
本2025年3月14日 09時59分

大乗仏典の一つ「華厳経」は、天台大師智顗が釈迦の教えを段階的に位置付けた「五時八教説」によって、初期に説かれた最も難解な教えとして一般に理解されている。本書は、華厳宗の初祖とされる杜順から法灯を継いだ第二祖智儼の独創性と、後世の東アジア仏教に及ぼした影響を考察した論考である。(全文は2025年3月7日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価8800円、法藏館(電話075・343・0458)刊。
大乗仏典の一つ「華厳経」は、天台大師智顗が釈迦の教えを段階的に位置付けた「五時八教説」によって、初期に説かれた最も難解な教えとして一般に理解されている。本書は、華厳宗の初祖とされる杜順から法灯を継いだ第二祖智儼の独創性と、後世の東アジア仏教に及ぼした影響を考察した論考である。(全文は2025年3月7日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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