平岡英信氏(大阪市天王寺区・清風学園学園長)
おくやみ2023年12月25日 11時33分
平岡英信氏(大阪市天王寺区・清風学園学園長) 16日死去、94歳。葬儀は親族だけで営んだ。喪主は夫人の瑞子氏。学園葬は1月25日午後1時から、大阪市天王寺区石ケ辻町12-16の清風学園で行う。
1929年、京都市生まれ。大阪大理学部卒。高野山真言宗僧侶で清風学園・清風南海学園を創設した平岡宕峯氏の長男で、94年に死去した宕峯氏を受け継ぎ清風学園理事長、中学・高等学校校長に就任した。2011年に校長を長男の宏一氏に譲り、学園長を務めていた。
仏教を基盤とした教育を進め学園の発展に寄与するとともに、高野山学園理事として高野山大、高校の運営を支えた。国際宗教同志会に参加し、宗派を超えて宗教者と交流。宏一氏がチベット仏教の大本山ギュメ寺(インド)に留学した縁から同寺の支援に乗り出し、再興に導いたことで知られる。