PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
2024宗教文化講座

古墳と壁画の考古学 キトラ・高松塚古墳…泉武・長谷川透著

2024年2月20日 10時08分
古墳と壁画の考古学 キトラ・高松塚古墳

1972年3月、奈良県明日香村の高松塚古墳石室で日本初の古墳壁画が見つかった。極彩色の壁画は人々を魅了し、考古学における「世紀の大発見」となった。その11年後の83年には、キトラ古墳で壁画が発見された。本書は古墳壁画がある「特別な二つの古墳」について、制作技術や造営場所、誰が誰を埋葬したかなど、これまでに蓄積された考古学的知見を踏まえて考察し、平易な形で紹介する。

第1章「西飛鳥の古墳とキトラ・高松塚古墳」では、両古墳がある西飛鳥の古墳の分布と具体例を示して特性を概観。朝廷を主導した勢力の葬地であったことを記す。第2章「キトラ・高松塚古墳の築造技術」では土地の造成や石室構築・墳丘の築造に関わる建築・土木技術を紹介する。第3章「壁画の制作と技術」では、壁画を描くための技術(壁面の割り付けと作画法)や使用された顔料について考察。顔料の記述は類書でもあまり見られないという。第4章「キトラ・高松塚古墳の被葬者像」では最大の「関心事」とされる被葬者に関して著者の見解を述べる。

両古墳の発掘は壁画保存をメインとして行われ、貴重な考古学的知見が得られたという。両壁画に関して「統一感を見てとれる」と評する著者がその具体像に迫る。

定価2200円、法藏館(電話075・343・0458)刊。

歴史と地域のなかの神楽 神楽研究の最前線

歴史と地域のなかの神楽 神楽研究の最前線…八木透・斎藤英喜・星優也編

4月15日

民俗学、芸能史、修験道史、中世文学、人類学など様々な専門家が神楽に関心を寄せている中、本書は研究の「さらなる深化」を目指して編纂された。神楽の論集でありながら吉田神道の神…

仏教学者、キリスト教徒の問いに答える 日本の自然と宗教

仏教学者、キリスト教徒の問いに答える 日本の自然と宗教…立川武蔵著 キャサリン・スパーリング聞き手

4月12日

キリスト教徒のアメリカの友人からの質問に、日本の仏教学者が答える。質問者は日本文化に関して幅広く深い知識を持っている。答える側は、宗教について「聖なるものと俗なるもの」「…

日本中世の地方社会と仏教寺院

日本中世の地方社会と仏教寺院…黄霄龍著

4月11日

著者は本書の課題について「日本中世の地方社会は、どの側面で国家的秩序に規定されるか、あるいは否かを、一つの地域に絞って解明することである。規定される面に関しては、地方側は…

人生の学び 大事なのは体験で得た知恵(4月12日付)

社説4月17日

震災犠牲者名の慰霊碑 一人一人の命見つめる(4月10日付)

社説4月12日

ケア活動の意義 宗教者の貢献を見直す(4月5日付)

社説4月10日
このエントリーをはてなブックマークに追加