PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
2024宗教文化講座

仏事神事に動物愛護求める声 生態系配慮の放生会 興福寺、専門家と協力

2024年5月7日 09時11分
近畿大の学生の指示で、スロープを使って猿沢池在来種のモツゴを放流する小学生たち 近畿大の学生の指示で、スロープを使って猿沢池在来種のモツゴを放流する小学生たち

近年、生態系保護や動物愛護の観点を神事や仏事に求める声が高まる中、奈良市の法相宗大本山興福寺で4月17日に専門家の協力で放生会が行われ、猿沢池に在来種のモツゴ60匹などを放流した。北川忠生・近畿大農学部教授は「実験でも麻酔で安楽死させた魚を使わないと学術研究として認められない今の時代。採取して放流することは毎月の調査と変わらないが儀式として行うことで発信できる」と話した。

興福寺の南俊慶氏は「近年、魚を適切に扱わなかったとされる放流行事への批判がしばしば起こっており、興福寺へも批判的な書き込みがインターネット上で確認された。そこで奈良公園の生態系を調査しており、交流のあった北川氏に協力を依頼した」と言う。(詳細は2024年5月1日号をご覧ください。中外日報購読申し込み

總持寺の大祖堂で坐禅する参加者

世界最大級の坐禅会 国内外1200人 心一つに 總持寺「禅チャレンジ」5月17日

横浜市鶴見区の曹洞宗大本山總持寺を主会場に12日、大本山永平寺、總持寺祖院、両大本山ハワイ別院正法寺など国内外12カ寺をオンラインでつなぎ共に坐禅する「總持寺 世界禅Ch…

智青連新会長に原祥壽氏5月17日

智山青年連合会(智青連)は15日、真言宗智山派総本山智積院別院真福寺(東京都港区)で全国会長会議を開いた。今会議をもって髙野光泰会長の任期が満了し、機関誌『智青』編集長の…

被災した家屋を片付ける本願寺派職員

人手足りず進まぬ復興 本願寺派能登支援 撤去、炊き出しなお懸命に5月16日

浄土真宗本願寺派は、本願寺金沢別院内に設置する能登半島地震支援センターのコーディネーターや宗派の復旧支援隊、一般ボランティアと共に、被災した寺院や門信徒宅などの片付けや廃…

平和を力強く訴える 問われる宗教者の役割(5月15日付)

社説5月17日

消えゆく他者への共感 その先に見える世界は?(5月10日付)

社説5月15日

大きな変動の背景 国外の宗教問題への関心を(5月8日付)

社説5月10日
このエントリーをはてなブックマークに追加