近代日本の国民道徳と宗教 神道の接近と学校教育の宗教化…高瀬幸恵著
本2026年9月18日 11時40分
浩瀚な研究論文の重要な柱の一つとなったのが「国民道徳の基盤である教育勅語を教育の史的文脈のなかで、どのように捉えるべきか」であったと著者は述べている。本書は、近代日本の学校教育がいかに神道と結び付くに至ったのか、それによって道徳教育の原理や内容はいかに変化したのかを明らかにする。
明治以降の日本の国家の在り方、国家と国民、天皇と国家・国民との関係が繰り返し論じられるのは、昭和の大戦という歴史的事実の意味が問われ続けているからに他ならない。(全文は2026年9月11日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1万1千円、東京大学出版会、電話03(6407)1069。




