中国の石仏と石経…道端良秀著
本2026年10月22日 10時19分
山の岩肌などに経典を彫刻したものを石経という。「石は滅し難く、託するに高山を以てして、永く留めん」として、中国・山東省鉄山には『大集経』が刻まれた。これは廃仏が目前に迫る中、護法の念を持った僧らが、いかなる劫火にも耐え得るものとして経典を石に刻みつけ、後世に残そうとしたもの。僧たちが恐れていた廃仏は577年に北周が北斉を滅ぼした年に現実となり、寺院や経典は焼かれ、出家者は還俗させられた。
本書は、日中戦争のただ中の1941年7月から43年12月まで行われた山東省、山西省における北朝・隋唐時代の史跡調査の記録だ。(全文は2026年10月16日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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