高橋卓志氏(臨済宗妙心寺派神宮寺前住職)
おくやみ2026年10月28日 15時51分
高橋卓志氏(臨済宗妙心寺派神宮寺前住職) 26日死去、77歳。本人の希望により長野県松本市浅間温泉3-21-1の神宮寺で28日午前10時から午後4時まで、弔問を受け付ける。
1948年、松本市の神宮寺で生まれた。僧名は通方。龍谷大を卒業後、海清僧堂に掛搭、90年に神宮寺住職に就任した。自坊で永六輔氏を「校長」とする尋常浅間学校を開き文化活動を展開。チェルノブイリ原発事故の被災地で医療支援に取り組み、東日本大震災に伴う福島第1原発事故の被災者やタイのHIV感染者への支援などにも携わった。
一方で寺院の現代的可能性を求め、自坊の経理公開や寺での葬儀改革など実践的活動も推進した。また、母校の龍谷大では客員教授として教壇に立った。
2018年に谷川 光昭氏に神宮寺住職を譲って退任。その後、妙心寺派の僧籍も返上していた。
『寺よ、変われ』『さよなら、仏教―タテマエの僧衣を脱ぎ去って』、鎌田實氏との共著『生き方のコツ 死に方の選択』など著書多数。宗門からは禅文化研究所の第2回禅文化賞奨励賞を授与されている。







