東大寺諷誦文稿の注釈と研究…小林真由美著
本2026年6月24日 09時44分
奈良時代末期から平安時代初期にかけての日本仏教を知る上で『東大寺諷誦文稿』は欠かせない史料だ。また現存する日本最古の仮名交じりの文とされ、国語学的にも重要な位置を占める。しかし本文は難解で、全体像の把握は容易ではなかった。本書は『東大寺諷誦文稿』の翻刻・読み下し・語注を収めるとともに、その成立背景や思想的特徴を多角的に検討している。
影印篇・注釈篇・研究篇の3部で構成される。影印篇では、佐藤達次郎刊行の複製本と『薦親假字疏』(東京大文学部国語研究室所蔵本)をカラーで収録。(全文は2026年6月19日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1万4300円、法藏館(電話075・343・5656)刊。



