鈴木大拙 その生涯と思想…竹村牧男著
本2026年5月28日 09時10分
鈴木大拙は自らの禅体験や仏教研究に基づき、禅を中心とする東洋思想の神髄を世界に広めた思想家である。その孫弟子の著者は「対立と混迷が深まる時代だから、いまこそ大拙が必要だ」と訴える。
世界に知られた日本人思想家の大拙が、いかに生き何を考えたのか、思想形成の過程に着目している点が本書の特徴だ。生涯にわたって思想形成に影響を及ぼし合った西田幾多郎との思想の照応が本書の一つの軸となり、大拙の思想の理解を深めている。(全文は2026年5月15日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価1430円、講談社(電話03・5395・5817)刊。





