PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
中外日報社「宗教文化講座」

王朝文化の胎動 摂関期~鳥羽院政期 中世日本宗教史第1巻…蓑輪顕量、菊地大樹、増記隆介、高橋悠介編

2026年6月19日 09時26分
王朝文化の胎動 摂関期~鳥羽院政期 中世日本宗教史第1巻

最新の研究成果をもとに日本中世宗教史を問い直す新シリーズの第1巻。摂関期から初期院政期の宗教史の展開について、東大寺を中心とする古代仏教との関わり、天台浄土教の成立と発展、真言密教の継承と変容といった多角的な視点から考察する。

新シリーズ「中世日本宗教史」全6巻は、現代につながる近世の宗教的潮流の源流を中世に求め、日本宗教史の再構築を試みるもの。近年の歴史学の見解を踏まえ、摂関期を中世形成の出発点として捉える。中世における「宗教の担い手」を指導的な役割を果たした僧侶、権力を握る支配者、実際にその時代を生きた民衆のいずれにも限定せず、複数の立場から中世の宗教的動向の実像に迫る。

本書は、中世という時代の胎動が感じられる10~12世紀の宗教史を扱う。第1章「総論 王朝文化の胎動」で当時の宗教界の全体像を簡潔に示し、第2章~第8章で個別具体的な論点を掘り下げていく。第2章「摂関・院政期の宗教と東大寺」では、古代仏教で中心的役割を果たした東大寺の古代から中世への転換を、朝廷の対仏教姿勢の変化に着目し考察する。第5章、第6章は摂関期とはどのような時代か、その歴史的な位置付けに関する研究の最先端を示すもので、浄土教の展開を理解する上で重要な視点を提示している。

定価3520円、春秋社(電話03・3255・9611)刊。

浄土三部経 概説と余話

浄土三部経 概説と余話…草間法照著

7月27日

大谷大で佐々木現順氏や舟橋一哉氏に師事し原始仏教の研究を重ね、真宗大谷派勝覺寺(新潟県小千谷市)の住職を務める著者が、浄土思想の代表的経典「無量寿経」「観無量寿経」「阿弥…

天海 徳川三代と寛永寺

天海 徳川三代と寛永寺…水上文義著

7月24日

江戸時代初期の僧、天海の実像に迫る。「黒衣の宰相」のイメージで芝居や小説にも登場する人物だが、著者は伝説や誇張を排して史料に当たり、比叡山焼き打ち後の天台宗復興と江戸幕府…

耳をととのえる 上智大学での傾聴の学び

耳をととのえる 上智大学での傾聴の学び…葛西賢太著

7月23日

人々の価値観が多様化する現代において「何を語るか」以上に「どう聴くか」が問われる時代になっている。本書は、臨床宗教師やスピリチュアルケア師、医療・福祉や相談支援に携わる人…

「死への援助」法可決 安楽死容認の動きへの懸念(7月29日付)

社説7月31日

過酷な難民の窮状 広く求められる人道支援(7月24日付)

社説7月29日

内向き傾向への警戒 グローバルな変動に関心を(7月22日付)

社説7月24日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
中外日報社Twitter 中外日報社Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加