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宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
中外日報社「宗教文化講座」

東洋学術研究 第65巻第1号 東洋哲学研究所編

本2026年7月1日 09時27分
東洋学術研究 第65巻第1号 東洋哲学研究所編

巻頭特集は「文学の力」。作家の宮本輝氏と東洋哲学研究所の田中亮平所長による特別対談では、宮本氏自身の体験とそれぞれの作品世界との関係から、作中に表現された死生観や師弟観、歴史観の淵源を探っていく。加えて「文学における芸術と思想」をテーマに、文学および文学研究の諸価値を、宗教・哲学との交錯領域において再定位しようとする3本の論考を掲載。トルストイ作品内部における芸術家と思想家としての二面性を扱いつつ、その無抵抗思想と仏教学的視点との親近性を指摘する論文や、フェミニズム文学運動を通してエッセーにおける語りの意味やジャンル越境性を論じるもの、ドストエフスキー作品にニヒリズムを超克する精神性を見いだそうとする考察などが行われている。

東洋哲学研究所が2025年に開いた連続講演会「イスラームと仏教の対話」全4回の内容も所収する。宗教や文化の違いを背景とした対立や紛争が絶えない時代に「異なる信仰を持つ者同士がいかに協力し合えるのか」という問いに向き合いながら、イスラームと仏教の日常生活の中での交流や、東南アジアやインドでの歴史的接触、そして現代日本における共生の課題などといった多角的な視点から、宗教間対話の意義と可能性を探究している。

定価1650円、東洋哲学研究所(電話042・691・6591)刊。

宮沢賢治の教育思想 近代仏教・大正新教育・農村をめぐる思想史研究

宮沢賢治の教育思想 近代仏教・大正新教育・農村をめぐる思想史研究…深田愛乃著

10月5日

『銀河鉄道の夜』『注文の多い料理店』などの作品で知られる宮沢賢治は、同時に農学校の教師として、科学や芸術、語学を横断する教育を実践した人物でもある。本書は宮沢賢治の「教育…

エッセイで親しむ仏教のことば

エッセイで親しむ仏教のことば…塩入法道著

10月2日

天台教学を専門とし、大正大の教壇に立った著者が「唯我独尊」や「自灯明 法灯明」などの仏教語を平易に解説する。釈尊や仏弟子、仏典、天台の祖師らの言葉を基に34の短い法話を収…

法華仏教研究 第40号

法華仏教研究 第40号…法華仏教研究会編

10月1日

日蓮教学の研究深化と教団発展のため、宗派や僧俗の枠を超えて自由に議論できる場として刊行を重ね、第40号を迎えた。巻頭論文は、花野充道・法華仏教研究会代表の「『唱法華題目鈔…

『釜ケ崎と福音』 支えられる側にこそ力が(9月30日付)

社説10月2日

異文化伝統との共存 外国人労働者問題への視点(9月25日付)

社説9月30日

ガザの医師の訴え 「憎まない」平和への和解(9月18日付)

社説9月25日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
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