PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
2024宗教文化講座

人のふり見て

〈コラム〉風鐸2024年2月7日 15時06分

十数年ぶりだろうか。ニュースで流行は知っていたがどこか人ごとだったインフルエンザに新年早々罹患した。コロナ禍もあってここ数年、マスクや手洗いには十分気を使ってきたつもりだった◆急な発熱でほとんど起き上がることもできず、市販の解熱剤では焼け石に水。休日でも発熱外来を開けていたクリニックで治療薬を処方してもらうことができたのは不幸中の幸いだった◆会社にはしばらく休む旨を連絡して一人で療養していると、部下から「いつまで休む予定ですか?」とのメッセージが届いた。本人に悪気はなくただの確認のつもりだったのかもしれないが、高熱と頭痛、倦怠感などに苛まれて自分の意思ではどうにもならない最中に、見通せない予定を尋ねられたことで何とも言えない気持ちになった◆復調してから改めて考えてみた。「人のふり見て我がふり直せ」ということわざもある。何げない一言で他者をひどく傷つけたことがあったかもしれない。忙しさにかまけてこちらの都合を相手に押し付けたことはなかっただろうか。普段ならなんら問題のない言動も受け取る相手の状況次第では不快なものになり得る◆日頃から心掛けるべきは、時機に応じて相手を思いやる心であり、自らの鏡として他者と共感しようとする姿勢なのだと肝に銘じた。部下からの短い通知は自らを省みる脚下照顧の良い機会となった。(佐藤慎太郎)

成し遂げる力

5月15日

スズメバチの女王は鋭いアゴで木を削り取り、かみ砕いた繊維を唾液と混ぜ合わせて巣の壁を作る。基礎作りが終わると卵を産み、羽化した大量の働き蜂が様々な材料を運んできて壁を何層…

聞法の悲劇

5月8日

真宗でみられる法話の類型に「仏法を聞かねばならない話」がある。仏法聴聞の意義を語るような内容で、聞法を中心とした真宗門徒のあるべき日暮しをこんこんと解説する派生形もあれば…

合理的配慮

5月1日

改正障害者差別解消法が施行され、障害者の求めに応じ「合理的配慮」をすることが、4月から民間事業者にも義務づけられた。何をどこまですればいいのか、企業によっては研修会を開い…

平和を力強く訴える 問われる宗教者の役割(5月15日付)

社説5月17日

消えゆく他者への共感 その先に見える世界は?(5月10日付)

社説5月15日

大きな変動の背景 国外の宗教問題への関心を(5月8日付)

社説5月10日
このエントリーをはてなブックマークに追加