伝統建造物を移築再生 寺院や古民家 宿泊施設・店舗に活用 ヘリテージ・ホームズ・ジャパン
産業2025年9月16日 09時30分

伝統建築物の再生を手掛ける、ヘリテージ・ホームズ・ジャパン(京都市上京区)は、寺院や古民家などの移築・再生に取り組んでいる。
創業者のニルス・ウェタリンド社長はスウェーデン人で、デベロッパーとして海外の富裕層向け宿泊施設やリゾート施設の開発などを展開。近年は壁・屋根など建物の全てを竹で造ったインドネシア・バリ島の宿泊施設「Green Village Bali」の開発に携わり、独創的でサステナブルな取り組みが注目を集めた。日本の伝統建築、とりわけ寺院建築に魅せられ、2018年に妻の母国の日本に移住した。
同社では使われなくなったり解体されたりした建物を引き取り、風合いを損なうことなく快適さを重視した改築により再生させる。宿泊施設やレストラン、ショップなどとして活用することで、新たな人の流れを生み出したいという。(詳細は2025年9月10日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)