震度6強 青森中心に強い揺れ 各教団、被害の把握急ぐ
2025年12月10日 13時02分
8日午後11時15分頃、青森県を中心に震度6強の地震があり、各教団は被害状況の把握に努めている。壁のひび割れや仏像、仏具の落下などの報告が上がり始めている。地震直後に避難所を開設し、地域住民を受け入れた寺院があった。=9日正午現在
震度6強の地震があった青森県八戸市の「八戸仏教会」は被害状況を収集している。会長の斉藤学成・浄土宗願成寺住職は「市仏教会の41カ寺中、今のところ寺院で人的被害はなかった。物が倒れたなどが報告されており、今後、外壁や墓などの被害が分かってくるかもしれない」と述べた。
八戸市の願栄寺は、墓石15基前後が竿石ごと倒壊する被害が出た。吉川了真住職は「体感としては3・11(東日本大震災)と同じくらいの大きな揺れだった」と話した。写真は同寺インスタグラムより。(9日正午現在)





