PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
新規購読紹介キャンペーン
PR
2024宗教文化講座

布教使検索HP開く ネットで宗教界活性化

香川県丸亀市 真宗興正派善照寺 三原貴嗣住職

「ズーム」での取材に応じ「布教使.com」を説明する三原住職 「ズーム」での取材に応じ「布教使.com」を説明する三原住職

布教使・布教師(以下布教使)を呼びたいときに、宗派問わず全国の布教使を検索できるホームページ(HP)「布教使.com」を開設した真宗興正派善照寺(香川県丸亀市)の三原貴嗣住職(41)は「仏教界には、知りたいと思ったときに知りたい情報に到達できる環境がない。教えが伝わらないと嘆くのではなく、環境から整えていくべきだ。まずそこから整備しないといけないと考え、HPを立ち上げました」と話す。

新型コロナウイルスの影響で布教活動ができない僧侶がSNSで「お寺に行って法話をします」と発信している投稿を見て、HPのアイデアが思い浮かんだという。

「これまでも寺院の法座や行事などで、布教使を呼びたいときに『誰に頼んでいいか分からない』『寺院のHP上では住職の名前の記載がない』など困っている人の声を聞いた経験から、カタログ的に僧侶らの情報が載っていたら双方のメリットになると考えた」と話す。

「布教使.com」の特徴は、布教使の登録も利用も無料でできる点にある。布教使の連絡先を掲載し、人となりが分かるようプロフィール欄を設け、布教で伝えたいことなどを記載した。

三原住職は「このサイトに載っていることで、布教を頼んでもいいんだと分かってもらえる。そのことが一番重要」と語る。

HPの閲覧数は月に1万ほどあるが、登録者を増やし、継続的にHPを運営できるよう熟考している。「直七法衣店さんや京都仏具法衣店さんにはスポンサーとして支えていただいている」と感謝し「オンライン上で僧侶が仕事を得られる環境をつくれると、過疎地域や人口が少ない地域など関係なく、寺院を継続していける手段となる。ほかの副業をしてお寺を維持するのではなく、お寺や仏教に関わる仕事を生業にできる仕組みにしていきたい」と話す。

ほかにも「お寺のホームページ作成講座」「寺報.com」等のHPを立ち上げ、インターネット上で宗教界の活性化を図る。「お坊さんとして言えば、より深く仏教の勉強をして、教えを伝えることが理想かもしれない。でも、インターネットなどの現代の仕組みについていけない宗教界を時代にフィットさせる役割が、自分にしかできない仕事だと感じる」と意気込みを語った。

(日野早紀子)

ケアする人、される人の枠を超えた「人と人の付き合い」が大切と語る佐野俊也住職

自然資源生かし「農福連携」 傾聴喫茶 地元と運営

5月17日

北海道えりも町と近隣自治体の宗教者や医療関係者らでつくる「カフェデモンクえりも」の代表を務める。月に1度のサロンをはじめ、地域の自然資源を生かした「農福連携」の活動など様…

「ハート形の猪目の窓は写真スポットとして人気」と話す廣部住職

荒れた近江商人宅復興 15年かけ改修、博物館に

5月8日

天台宗教林坊(滋賀県近江八幡市)の廣部光信住職(53)が、約40年間空き家だった近江商人・松居久右衛門の旧宅(1814年築、同県東近江市)を初めて訪れたのは2008年のこ…

「おもてなしの心が大事」と語る天野住職。右奥が宿坊「櫻海」

寺再生、過疎地で宿坊 50年後も生き残れる

4月19日

京都府伊根町の海蔵寺で2022年12月から宿坊を始めた。宿坊を経営する曹洞宗寺院としては関西唯一で「過疎、高齢化の田舎にある寺だが、お寺の再生との思いでやってきた。工夫次…

平和を力強く訴える 問われる宗教者の役割(5月15日付)

社説5月17日

消えゆく他者への共感 その先に見える世界は?(5月10日付)

社説5月15日

大きな変動の背景 国外の宗教問題への関心を(5月8日付)

社説5月10日
このエントリーをはてなブックマークに追加