本図鑑では、古典文献研究者で綺陽装束研究所を主宰し「有職故実」に詳しい著者が、神道、仏教、修験道、道教と共に、現代に伝わる呪術的な儀式、行事、習慣、御札など様々な事象につ…
世界は「近代」を支えてきた資本主義や科学主義をベースとした社会制度や価値観からの大きな転換期を迎え、社会規範の変化を意味する「パラダイム・シフト」が急速に進んでいる。本書…
戦後80年の節目に戦死者慰霊碑の建立経緯や、慰霊行為の時代的変化を考察した一冊。幕末の水戸の天狗党らによる下仁田戦争の慰霊碑や、1945年の沖縄地上戦を巡る慰霊碑の形成過…
本書は江戸時代前期に刊行された日本初の図説事典、その初版初刷り本の復刻版である。1666(寛文6)年に京都の朱子学者・中村惕斎が著し、以後『〇〇訓蒙図彙』と題する啓蒙的な…
徳の高い僧侶の伝記を収録した高僧伝の中でも、中国仏教史を研究する上で必須の資料とされるのが、道宣(596~667)が撰じた『続高僧伝』。本論集は複数の系統の写本・刊本から…
戦後間もない1948年に鶴岡八幡宮から創刊された神道の総合雑誌『悠久』が2度の休刊を経て、2024年に鎌倉の歴史・文化を考察する同宮の情報誌『悠久』(フリーペーパー)とし…