著者は長年、旧統一教会の信者救済活動を行ってきた。街頭での偽装勧誘防止、教団施設で受講者への事実伝達、政治家との関係の暴露と、身の危険を感じながらも続けてきたのは「恐怖心…
浄土真宗の七高僧の一人である中国・北魏の曇鸞の主著『浄土論註』を、近世の真宗大谷派を代表する学僧、香月院深励が著した同書の解説書『註論講苑』に依拠して全編解説した。著者に…
仏典を総称する「三蔵」の中に「律蔵」に分類される文献群がある。本書は、中国の唐代初期に活躍し『続高僧伝』などを撰述したほか、戒律に関する著作『四分律行事鈔』(『行事鈔』)…
在日コリアンの戦後を、彼らの信仰の拠り所として日本社会に設立されたエスニック・チャーチ(民族教会)であるプロテスタント教会に焦点を当て、その発生から継承、さらに変容の歴史…
寺院を経営体と見る観点から近世の寺院経営の実態を描き出し、近世期の寺院は寺檀制度の成立によって安定的な経営がなされたというイメージを問い直している。 定価1870円、吉川…
故加藤宥雄・種智院大名誉教授(1906~97)による、東寺観智院相承「勧修寺流杲宝方伝授」の音源がDVDで復刊される。86年から89年に開筵された伝授で、勧修寺流の本質は…