本書は一休研究の基礎史料『一休和尚年譜』の詳細な訳注である。弟子によって編纂された年譜には、全く記述のない年次や年紀と合致しない内容も多く見られるため、著者は一休自身の著…
仏教やキリスト教など伝統的な宗教組織の弱体化、信仰を持たないと自覚する人々の増加が指摘されるが、その一方でスピリチュアルな習俗は偏在し、世俗化論に矛盾するような宗教と社会…
教会や神学校など、キリスト教の信仰共同体で起こる「マイクロアグレッション」を深掘りしている一冊。マイクロアグレッションとは日常の親密圏、地域社会などのコミュニティーで生じ…
藤原摂関家はいかにして生まれたのか。古代天皇の評伝を手掛けてきた著者(京都女子大名誉教授)が摂関家誕生の裏に桓武天皇の「遺言」の存在があった可能性を指摘し、藤原北家の権力…
創価学会の信仰に基づく学問の形成を目指す創学研究所は昨年、設立5周年記念シンポジウムを催した。本書は「世界宗教」をテーマとした同シンポでの発表内容を中心に9本の論文を所収…
曹洞宗で親しまれる『従容録』は、臨済宗の『碧巌録』と双璧をなす禅籍だが、解説書や現代語訳も少なく、誰もが入手可能な書とは言えない。そこで、禅宗文献学に造詣が深く多数の業績…