東寺真言宗大本山石山寺の座主を務める著者が『石山寺縁起絵巻』をひもといた。今を生きる人々に観音信仰を心の拠り所にしてほしいとの願いを込める。同絵巻は約700年前の正中年間…
定説を覆すことや、新説を打ち立てることには先人に倍する地道な研究が求められるに違いない。『荷澤神會研究―神會の生涯・著作・思想とその史的意義』から時を経ずして上梓された本…
『浄土宗宗報』に10年間、100回以上にわたり連載されていた「御法語の背景」に大幅な加筆・修正を加えて刊行された。それぞれの法語において法然上人が説いている教義の内容や成…
19世紀末に英領インドで生まれたイスラーム系新宗教「アフマディーヤ」は、世界各地に信徒を持つ一方、一部の国では異端視され迫害されている。移民や宗教的マイノリティーを巡る議…
20世紀後半に日本の禅はアメリカを中心とする西洋世界に幅広く受け入れられた。この「禅の西洋化」の過程で最も重要な役割を果たした鈴木大拙(1870~1966)の生涯と思想を…
京都大人文科学研究所の共同研究「語りえぬものを語る行為とその思想表現に関する学際的研究―禅の言葉と翻訳を中心課題として―」の成果をまとめた一冊。不仮文字、不立文字などで知…