こども禅大学の代表理事を務める著者が、日本の昔話や童話を臨済宗各派9人の禅僧に解説してもらい、子どもたちの感性を磨いて宗教情操や道徳を涵養したいと編んだ一冊だ。 昔話は、…
全国各地の盆行事と葬墓習俗の変遷や地域差について、これまで蓄積されてきた調査情報を緻密に分析し、日本人の霊魂観の変化を明らかにするとともに、柳田國男や折口信夫が創成した民…
芥川賞作家として知られる僧侶と、冠婚葬祭互助会の経営者との異色の対談である。「僧侶と作家は二足の草鞋ではなく一足の重い草鞋」であり「両足」だと自任する僧と「佐久間庸和」の…
浄土真宗本願寺派第22代宗主の大谷光瑞(鏡如、1876~1948)とその妻・籌子(1882~1911)の事績を同時代の政治・社会の動きと対照しながら年譜の形で集成した。両…
著者は「教会に生まれ育ったとか、代々の信仰で親から教えを伝えられてきたとか、そうした人でなければ日常生活ではなじみの薄いお道の言葉を理解するのは、なかなか容易でないとも感…
平安時代から鎌倉時代にかけての神像彫刻を可能な限り網羅的に収録し、都道府県別に集成した資料集。全4巻(+別巻1)で、神像が最も多く集中している関西は2巻に分けられている。…