著者は8年間にわたって3千人を超える大学生に「死とは何か」というテーマを与え、学生たちはそのことについて自ら考え言語化した。年齢は18歳の1年生が7割、3割は2年生以上。…
「『法華経』は今読んでなお斬新で面白い、立派な『文学作品』である」との信念を持つ著者が、法華経が持つ摩訶不思議な面白さを、幅広い層の読者に向けて紹介する仏教エッセー。法華…
「声明」という語は音声・言語に関わる学問領域を指す語だったが、平安末期に「梵唄」に代わる語となったという。歴史的には天台・真言の漢語・梵語の声明を前提に、伝統的音律論が中…
民俗宗教や祭祀芸能を専門とする文化人類学者の著者が「神楽とは何か」という問いに挑んだ大著である。日本で一般に神事芸能として知られる神楽は4千にも上るという。神仏混淆の神楽…
近世から近代における漂泊する宗教者の実態を明らかにしようとした労作である。漂泊を「一定の場所に定住することなく移動する行為」と定義した上で、為政者側の史料や地誌を基にした…
法然、親鸞、栄西、道元、日蓮、一遍といった鎌倉仏教の祖師たちは、比叡山で学んだ後に独自の教えを掲げ、それぞれ一宗を成した。そのため、天台宗の総本山である比叡山延暦寺(大津…