近世から近代における漂泊する宗教者の実態を明らかにしようとした労作である。漂泊を「一定の場所に定住することなく移動する行為」と定義した上で、為政者側の史料や地誌を基にした…
法然、親鸞、栄西、道元、日蓮、一遍といった鎌倉仏教の祖師たちは、比叡山で学んだ後に独自の教えを掲げ、それぞれ一宗を成した。そのため、天台宗の総本山である比叡山延暦寺(大津…
住職向け実務誌『月刊住職』別冊で連載中の「すぐ使える法話セミナー」を基に、大幅に加筆修正した。説法する上で直面する「うまくまとめられない」「何を話せばいいのか分からない」…
無住道暁(1226~1312)は、仏教説話集『沙石集』などを著した鎌倉時代の僧。円爾弁円の弟子筋にあるが、各宗派の経典や教説を援用したことから、強い個性を備えた鎌倉仏教の…
…前略…本書の論点は、18世紀中葉から幕末期に至る約100年間にわたり、朝廷内の皇位継承を巡る問題がどう展開し、現実の政治過程の中で天皇や女院の意向がいかに作用したのかを…
民俗学者として知られる柳田国男の学問形成を大正期の神道研究の中に位置付けることにより、柳田と神道との関係について新しい視界を開くことを目指した意欲作である。膨大な柳田のテ…