幸福・安寧などの訳語から「よく生きること」を意味する言葉として最近よく耳にする「ウェルビーイング」に対し「よく死ぬこと」を意味する「ウェルダイング」について、看護学、宗教…
本書はテーラワーダ仏教の長老として長年日本で伝道を行っている著者が、半生を振り返る自叙伝である。1980年に初来日して以来、なぜ日本で仏法を教えることになったのか、どのよ…
幼い頃から仏教に関心を持ち、将来は僧侶になりたかったという中村昇氏と、哲学を学びたいと大学の門をたたいた藤田一照氏。その後、中村氏はウィトゲンシュタインやホワイトヘッドな…
戦前戦中に哲学者として活躍した三木清(1897~1945)の未完の絶筆を断片も含めて編集、刊行した。三木は治安維持法違反容疑で拘留され獄中死し、今年で没後80年を迎える。…
「神道ソングライター」を名乗り独自の存在感を示した宗教哲学者と、幅広い執筆活動で知られる冠婚葬祭互助会の経営者とが、ウェブ上で交わした20年に及ぶ文通を収録している。二人…
美と宗教の関わりを思索した宗教哲学者・柳宗悦(1889~1961)は「民藝運動」をけん引した人物としても知られている。著者は、中外日報社第19回涙骨賞の奨励賞受賞者であり…