従容録に学ぶ 深く生きるための一〇〇の禅ものがたり…椎名宏雄著
本2025年11月19日 09時13分
曹洞宗で親しまれる『従容録』は、臨済宗の『碧巌録』と双璧をなす禅籍だが、解説書や現代語訳も少なく、誰もが入手可能な書とは言えない。そこで、禅宗文献学に造詣が深く多数の業績のある著者が、自坊・龍泉院(千葉県柏市)の参禅会の会報『明珠』に連載した『従容録』の解説を基に修正加筆した。難解な禅の典籍を、著者の日常的な体験や分かりやすい大胆なルビによって、誰もが親しめるようにした。(全文は2025年11月14日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価2750円、法藏館(電話075・343・0458)刊。


