“キリスト教AI”開発へ 京都大・熊谷教授ら 「ブッダボット」ベースに チャットGPTを活用
2025年12月24日 09時03分
京都大人と社会の未来研究院の熊谷誠慈教授とAIスタートアップ会社テラバース(京都市上京区)でつくる研究開発グループは16日、利用者の相談・質問をキリスト教の教えに基づいて回答するキリスト教AI「プロテスタント教理問答ボット(カテキズムボット)」の開発に着手したと発表した。
同研究開発グループは2021年から仏教AI「ブッダボット」の開発に取り組んでいることで知られる。カテキズムボットはチャットGPTを用いた生成系AI「ブッダボットプラス」(23年開発)の技術をベースにしたキリスト教版のAIだ。
ブッダボットに原始経典を学習させているのに対し、カテキズムボットには『新約聖書』と、キリスト教教義の入門的概説書・教理問答であるカテキズム文献のうち『小教理問答』(ルター著)と『ウェストミンスター小教理問答』の三つを学習させている。(詳細は2025年12月24日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)






