PR
購読試読
中外日報社ロゴ 中外日報社ロゴ
宗教と文化の専門新聞 創刊1897年
中外日報社「宗教文化講座」

数の源泉

〈コラム〉風鐸2026年3月11日 14時15分

先日の衆院選は、高市早苗首相率いる自民党が歴史的大勝を収めた。対照的に、新党を立ち上げ不退転の決意で臨んだ中道改革連合は壊滅的とも言える大敗を喫した。おおむね各種報道の予測通りとはいえ、両党の浮沈ははっきり分かれた◆政治は武器を使わない合法的な戦争である。かつてそう看破したのは、「壊し屋」「剛腕」の異名を取り、長らく日本政界に君臨してきた小沢一郎氏であった。その同氏も、今回の選挙で議員バッジを失った。小沢氏の落日は、「合法的な戦争」としての政治の終焉を物語っているように映る◆近年の選挙はSNSが勝敗を左右するとされる。地盤・看板・かばんといった旧来型の組織力や資金力は必ずしも勝利を保証しない。「数は力」という政治力学において、数の源泉は組織による「物量」から個々の共鳴による「熱量」へと変質しつつある◆では熱量を生み出すものは何か。それは「言葉」だろう。政治にとって言葉は唯一の武器であるはずで、SNS向けの扇情的なフレーズや耳当たりの優しい巧言の類いであってよいはずはない◆「善き思い、善き言葉、善き行い」。ゾロアスター教はこれを「三徳」と説く。善なる思いが言葉となり、やがて善なる行動へと結実する。政治には、責任と重みを伴うそうした言葉がふさわしい。翻って有権者も、政治家の言葉を聞き分ける力が試されている。(三輪万明)

豚汁の魅力

3月4日

豚汁には人を引きつける不思議な魅力がある。豚肉と根菜を中心とした具材をみそで味付けした定番の汁物であり、調理法は至ってシンプルだ。しかしそれだけになかなか一筋縄ではいかな…

伝わったか

2月25日

ジャパネットたかたの創業者、高田明氏は30年に及ぶラジオ・テレビ通販の経験から「伝えた」ことより「伝わった」ことが重要だと言っている。視聴者にいくら伝えたつもりでも、売り…

伝道宗教か?

2月17日

本紙1月1日付の座談会「ニューカマーと排外主義」は在留外国人が増加する日本社会の現状を受けた企画だが、参加者の一人である金子昭・天理大教授が次のように語っていたことが印象…

民主主義は曲がり角か ネットが阻む考える力(3月6日付)

社説3月11日

放射能汚染回復は遠い 原発事故15年の飯舘村(3月4日付)

社説3月6日

高市与党一強時代 「良心の府」としての宗教(2月27日付)

社説3月4日
「墨跡付き仏像カレンダー」の製造販売は2025年版をもって終了いたしました。
長らくご愛顧を賜りありがとうございました。(2025.10.1)
中外日報社Twitter 中外日報社Facebook
このエントリーをはてなブックマークに追加