奈良時代の大造営と遷都 宮都と寺院の実像を探る…小笠原好彦著
本2025年2月27日 09時13分

国司・郡司ら奈良時代の地方行政を担った役人など、古代の都市で営まれた人々の生活の実像を描き出す。奈良時代は律令社会の形成を目指し、唐から導入した諸制度や文物が活用され、発展を見せた。平城宮跡と平城京跡の発掘に携わった著者が南都の諸寺院の造営過程に注目した。(全文は2025年2月21日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
定価2640円、吉川弘文館(電話03・3813・9151)刊。
国司・郡司ら奈良時代の地方行政を担った役人など、古代の都市で営まれた人々の生活の実像を描き出す。奈良時代は律令社会の形成を目指し、唐から導入した諸制度や文物が活用され、発展を見せた。平城宮跡と平城京跡の発掘に携わった著者が南都の諸寺院の造営過程に注目した。(全文は2025年2月21日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)
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