イスラエル国民 永続的平和に悲観的 「相互信頼の欠如」障害 米世論調査
2025年6月12日 09時56分
イスラエルとハマスの戦争が始まってから、イスラエルの国民が「永続的な平和」に一層懐疑的になっていることが、米の世論調査研究組織ピュー・リサーチセンターの調べで浮き上がってきた。
これによれば、イスラエルと独立したパレスチナ国家の平和的共存が可能と考えているイスラエルの成人は21%で、13年の調査開始以来最低。ハマスとの戦争が始まる数カ月前の23年春との比較で14㌽低下した。ユダヤ系とアラブ系の比較では、前者で共存可能だと考えるのは16%だが、後者は40%と少し楽観的だった。
平和への障害となっているのは何かという問いに対しては、約4分の3がイスラエル人とパレスチナ人の間の「信頼の欠如」を挙げた。(詳細は2025年6月11日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)