「ビハーラ」拠出30億円 あそか病院、累計18億円赤字 「領解文」普及に6200万円 本願寺派総合計画総括委で報告
2025年6月11日 11時51分
浄土真宗本願寺派の園城総局は9日の第2回宗門総合振興計画総括検討委員会(松野尾慈音委員長)でビハーラトータルプラン事業の関係費や、新しい「領解文」(浄土真宗のみ教え)の周知・普及経費の総額等を報告した。前者について宗派からの助成金等の支出総額は約30億1100万円だったと説明した。
同委員会は2015~24年度の10カ年度に展開した宗門総合振興計画の総括を行う目的で今年度に設置された。
特にビハーラ活動の実践施設の経営不振による事業譲渡・閉院と、ここ2年の新しい「領解文」を巡る宗内の混乱をどう検証するのかが注目されている。(詳細は2025年6月11日号をご覧ください。中外日報購読申し込み)